5月も最終週になりました。
あっという間に過ぎていく時間に、ハッとすることが多いです。
しかし、今年の気温の緩やかな上昇は農家にとってはウェルカムです。
去年苦しめられた芽欠きも24日に無事に終わり、久々の連休を満喫してます。
来週からは緩んだ針金の張り直しと、新梢がこけないように針金で挟み固定する作業をします。
畑で見つけた羽化したての蝶?蛾?です。
なかなかグロテスクな柄をしてます(笑)
畑に生えていた苺の花。(と思います。)
今週はとても良い気候で最高気温が18度まで上がった日もありました。
風も良く吹き、人間にとっては結構強めの風でしたが、新梢や草花たちが揺れて気持ちよさそうでした。
木、金曜日は風が弱かったのと週末雨予報もあり、今年初の農薬散布もしました。
芽欠き作業も来週中(今週中?)に終わります。
ようやく腰の痛みから解放されるかと思うと、ワクワクして早く終わらせたい気持ちでいっぱいです。(笑)
畑の頭上で最近毎日何度も何度も飛行機が訓練?練習?演習?をしています。
7月14日の為の演習なのか何なのか分かりませんが、結構な騒音です。
彼らが通った後の空には大きな道のような雲が出来ます。
さて、ようやく山にアスパラが顔を出しました!
先週末も行ってみたのですがまだ少し早かったようでチラホラって感じでしたが、
今日はニョキニョキ出てきていました。
熊笹ニンニクの花も綺麗に咲き、赤い蟻が親指姫の様になっていて可愛いです。
日曜の午前6時~7時までマイナスの予報。
今年に入って霜予報はこれで3度目。
藁を炊く風景がブルゴーニュの風物詩になりつつあります。
昔からこちらでは5月13日まで霜に気を付けろと言われているみたいです。
といっても、近年は温暖化により芽吹きが早くなっているので昔より何倍も霜のリスクが上がり生産者泣かせです。
先日友人と話した内容。
フランスで農業を始めるのなら、農業だけではやっていけないのではないか。
霜、雹、害獣の被害が年々増してるので兼業農家でないと食べていけないのでは。
お金があって霜、害獣対策が出来るような環境であるならいいのですが、、、本当にそんな気がします。
今年は未だ 肌寒い気候が続いており、昨日は軽く雪が降った模様。
去年の暑さは何だったのだろうかと思ってしまうほどです。
↑鹿に食べられた新梢
天気予報によると今週もあまり気温が上がる感じではないようですし、少し安心しながら霜の心配は絶えません。