2018年7月

Nous sommes allés à sud-ouest.

2018年7月31日 火曜日

我々はバカンスに入り1週間ほどフランスの南西地区へ勉強に行ってきました。

南西地区での大都市トゥールーズはフランスで4番目に大きい街だそうです。

 

我々は主にワインショップとレストランにしか行かず、トゥールーズでは全く観光らしいことはしませんでした。(*_*;

今思うともったいないような。。。ですが1番の目的は勉強なので良しとしましょう。

 

主にFrontonという町(トゥールーズから北に30分)を中心に3件ほど蔵訪問に行し、品種の特徴、気候、地質などを聞いてきました。

Appellation Frontonは白は無く、赤とロゼのみ。

ブドウ品種はネグレット(この地域のローカル品種)が最低50%以上含まれていないとAppelletion Frontonは名乗れないそうです。

しかも地畑の植樹率もネグレットが最低50%ないといけないみたいです。

その他、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、シラー、サンソー等々、その他数種類のブドウも栽培しています。

白ブドウでブイッスレBouysselet(サヴァニャンSavagninとプラン・ドュ・コゼットPlan de cauzetteの掛け合わせ)という面白い品種などもありました。

 

Boulbèn(ブルベン)という地質はフランス中南部高原山岳地帯から流れ込んできた沖積堆積物でシリカ含有量が多く、石灰をあまり含まないのが特徴で小石、砂利、砂、粘土等で構成されているみたいです。

他に、30%までの粘土を含んだかなり赤い粘土土壌や、

地表は砂利と小石、地中は粘土で構成されている地質もあるそうです。

 

霜は基本的に20年に1度のペースで訪れるそうで、暑い地域なので雹は割と頻繁に来ます。

個人的に感じたことは傾斜が少なく割と平地のような場所に畑があったので、水不足対策かな?なんて思ったり。

 

今まで行ったことが無かった地域なので、非常に興味深い地域だと思いました。

 

さて、ブルゴーニュの葡萄の色付きは約半分程終わってるかもです。

西日に照らされステンドグラス風できれいですね。

 

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La véraison

2018年7月16日 月曜日

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ご無沙汰しています。

今年は葡萄の成長が例年の2週間ほど早く、5月6月と週末も休みなく毎日12~14時間働く日々を過ごしていました。

おかげで体はクタクタ、皮膚や爪もボロボロになりながら、やっとのことで7月3日に担当畑の仕事が

全て終わりました。

担当畑が終わってからは、ドメーヌの従業員たちと一緒に今週の金曜日まで働きます。

彼らは27日まで仕事があるそうですが、私は一足先にバカンスです!

 

例年より早く成長しているので色付きも早く、従業員たちは収穫とワールドカップの話でもちきりです。

 

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去年の11月から今の契約で働くことになり不安だらけでしたが、前社長、若社長にアドバイスを頂きながら

何とか季節労働を乗り越え、ようやく安心している今日この頃です。

今年は私にとって課題が多く残る、ですが大変勉強になる実りの多い1年となりました。

1人でしなければ気付かないことは沢山あると実感し、

以前までの様に従業員たちと一緒に働く事との大きな違いを、身をもって知ることができました。

 

来年はもっと綿密にオーガニゼして、今年より効率よく、無理なく仕事を進めていけたらと思います。

 

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必死に針金に蔓を結び付け、上へ上へ伸びようとする姿は赤ちゃんが掴まり立ちをする姿を連想させますね。

 

 

 

 

 

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ターコイズの様な綺麗な青色。

私の小さい頃、日本で青い卵から青いひよこって話題になってたような記憶があります(笑)

この卵からは青いひよこは出てきませんが。。。

 

 

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