我々はバカンスに入り1週間ほどフランスの南西地区へ勉強に行ってきました。
南西地区での大都市トゥールーズはフランスで4番目に大きい街だそうです。
我々は主にワインショップとレストランにしか行かず、トゥールーズでは全く観光らしいことはしませんでした。(*_*;
今思うともったいないような。。。ですが1番の目的は勉強なので良しとしましょう。
主にFrontonという町(トゥールーズから北に30分)を中心に3件ほど蔵訪問に行し、品種の特徴、気候、地質などを聞いてきました。
Appellation Frontonは白は無く、赤とロゼのみ。
ブドウ品種はネグレット(この地域のローカル品種)が最低50%以上含まれていないとAppelletion Frontonは名乗れないそうです。
しかも地畑の植樹率もネグレットが最低50%ないといけないみたいです。
その他、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、シラー、サンソー等々、その他数種類のブドウも栽培しています。
白ブドウでブイッスレBouysselet(サヴァニャンSavagninとプラン・ドュ・コゼットPlan de cauzetteの掛け合わせ)という面白い品種などもありました。
Boulbèn(ブルベン)という地質はフランス中南部高原山岳地帯から流れ込んできた沖積堆積物でシリカ含有量が多く、石灰をあまり含まないのが特徴で小石、砂利、砂、粘土等で構成されているみたいです。
他に、30%までの粘土を含んだかなり赤い粘土土壌や、
地表は砂利と小石、地中は粘土で構成されている地質もあるそうです。
霜は基本的に20年に1度のペースで訪れるそうで、暑い地域なので雹は割と頻繁に来ます。
個人的に感じたことは傾斜が少なく割と平地のような場所に畑があったので、水不足対策かな?なんて思ったり。
今まで行ったことが無かった地域なので、非常に興味深い地域だと思いました。
さて、ブルゴーニュの葡萄の色付きは約半分程終わってるかもです。
西日に照らされステンドグラス風できれいですね。