毎日が目まぐるしく過ぎ去っていく事に日々焦りを感じながら。。。
こちら8月中旬の葡萄たち。
クレマンの収穫が8月27日から始まりました。
スパークリングワイン用のブドウは毎年収穫が早く行われますが、8月末に始まるのはビックリ。
(それだけお天道様に恵まれていたって事ですね。)
私の住む村Savignyにあるクレマンのドメーヌ Parigot et Richard (家の隣のお隣さん)は
収穫が早まった為、人員が来るまでの間、収穫の準備(Cuve、選果台、プレス機の用意など)と、
収穫されてきた葡萄の選果をするお手伝いを2日間しました。
クレマンの醸造所での仕事は初めてなのでとても新鮮な気分でした。
収穫が早まったのにも関わらず、結構糖度が高く、しかもカビも少ないとても綺麗な葡萄ばかりで
今年が本当に良い年だったと感じさせてくれました。
ちなみにクレマンやシャンパンなどのスパークリングワイン用の葡萄は糖度が高すぎない状態で収穫をするのが良いとされています。
なのでスティルワイン用の葡萄より早めに収穫が始まります。
泡を有するワインは酸味があることによってキリッと引き締まったワインになるそうなのですが、
糖度が高い葡萄で作るとモッタリとした野暮ったい味わいになるそうです。
一緒に選果をしたお兄さんは、この葡萄で赤ワイン(スティルワイン)を作ったら凄く良い物が出来るだろうな。
と言っていました。
1日目の午前中に収穫準備。午後から選果、後片付け。
2日目は朝から選果2回, 午後に選果2回、後片付け。
届いた葡萄を2人で黙々と選果を行い、選果が終わったらもう一台のプレス機にセッティングし
また黙々と選果を行う。といった感じです。
選果が終わればケース洗い、おじさんは選果台と選果台からプレス機へ葡萄を送ってくれるジラフを洗浄して。。。
と目まぐるしい流れ作業を行いあっという間に13時なので1時間のご飯休憩。
お兄さんはプレス機が作動中なので醸造所から離れられないとの事。
なのでサンドイッチを作って持っていき、お兄さんは合間を見て急いで食べる。という感じでした。
午後はプレスし終わった葡萄を出し、洗浄し、セッティンし、また稼働。
そんな感じの短い間の手伝いとなりました。
写真を撮りたかったのですがそんな時間なく、水しぶきを浴びる事が多かったので今回画像なしです(;_;)
とても清潔感のある醸造設内でした。
私の働くドメーヌChandon de Briailleは9月1日か、2日から始まります。
今度は畑で太陽を浴びながら葡萄の収穫をします。
もうこんなに美味しそう♡