あと4日で学校が終わります。
木曜日には卒業テストと追試が待ってます。(*_*;
10か月の短い訓練もあっという間でした。
この前の研修ではアメリカンの葡萄の花が咲いていました。
↑もちろん除去しましたが。。。
Vitis Vinifiraも、もうそろそろ花を咲かしそうな予感です。
こちらはテントウムシの卵ちゃん。
学校の桜の木はサクランボが既に出来、あと糖度が上がるのを待つ感じです。
その前に鳥に食べられてしまうと、同じクラスのIreneが食べてました。(笑)
畑の近くにあるリンゴの木も小さな実を付け出しました。
葡萄の木達もすごく伸び新梢が1m位まで来ました。(もっとあるかも。)
日に日に大きくなっていく葡萄の木達や変わりゆく花など、自然のものに囲まれていると
本当に時間が経つのはあっという間だと感じます。
はい、というわけで、前回に話していた馬ちゃんについて。
馬ちゃんの授業は選択科目で馬による農耕作業の訓練でした。
←まずは平地で練習。
実際に今のブルゴーニュで馬による農耕作業を取り入れているドメーヌは増えつつあります。
勿論トラクターでの農耕作業を取り入れてるドメーヌの方が断然多いですが。
馬で農耕するメリットとしては土に対して負担が少ないのと、トラクターでの作業が困難な
傾斜や仕立ての場所に利用したりします。
土に対する負担とは、トラクターは非常に重たいので土の奥深くが押し固められてしまいます。
馬はトラクターに比べ非常に軽いので土の奥の部分が柔らかい
↓
土の中のバクテリア等の環境が整う & 雨が降っても土が水を吸ってくれ浸食被害が抑えられる
↓
バクテリア等により土中のミネラル等を葡萄の木が吸収しやすい状態になる
↓
土が良くなり葡萄の木が長生き & 品質の良い葡萄が出来る
と、簡単に説明するとこんな感じ等です。
← 畑にて実践。
勿論、デメリットも存在します。
コスト(食事、飼育スペース等)、馬を操れる人材確保、馬の調教、耕作時間がトラクターに比べかなり掛かる
などなど。
馬も生き物なのでトラクターに比べてとても大変です。
彼らも病気にもなるし、馬と人との相性もあります。
でも、彼らはとても賢く、優しく、素晴らしい存在だと私は感じました。