前回、月のお話に訂正があります。
新月と満月が月による引力が一番強いです。
そして半月の時が月による引力が一番小さくなるとの事です。
そこでSoutirageの件ですが、新月の時に行った理由として、
満月みたいに引力が強いなら滓などが引力によって舞うのではないか!?!?
と思いますよね。
正直、私も思います。
が、植物学として月が見えない新 月のとき、木の樹液は下降し、根の部分に集まります。
月が次第に満ちてくる上弦の月のとき、樹液は上昇を はじめ、幹の部分に多くなります。
やがて満月に達すると、樹液は上部の葉や花、実などの部分に集まり その後、月が欠けていく下弦の月になると、
樹液は下降を始め、幹から根にかけての部分に集中します。
すべ ての植物が持つこのしくみを効果的に利用して、種まきや植え付け、
収穫などに最適な時期を決めることが、 ビオディナミ農法では行われているのです。
月の力として新月には下降する力が働き、満月には上昇する 力が働く……
という感じで自然界に大きな「陰陽」のエネルギーが働いています。
満月、澱が舞う環境。
新月、澱が沈む環境。
というように繋がる事だそう。
なるほど。。。φ(..)
と、いう事で、大変ややこしくそてしまい申し訳ございませんでした。
はい、では話は戻り研修で行ったこと。
最後は蝋キャップ付け。
ボトリングしたワインの口に溶かした蝋を付けていきますが、
こちらのDomaineでは機械ではなく手作業で行っていました
蝋の温度状態によって出来上がりが変わっていきます。
適温を維持できる保温できるモノが無かったのでとても時間がかかります。
しかも蝋を溶かしていくときに煙がとても発生しCuverieに充満しますが、
換気したくてもCuverieを開けっ放しにすると温度が変わるからダメ。
と言われ、結構な環境でした(*_*;
2人がかりで一日中していましたが半分までしか終わりませんでした。。。
翌日はTailleをしなければならなかったので、残りはFabliceに任せました。
そんな感じの1週間の短い研修でしたが、南フランスの雰囲気や気候などを
少し感じる事が出来ました。
皆さんとても優しく素敵なDomaineでした。