先日、とても綺麗な朝焼けを見ました。
今年もブルゴーニュは暖かいです。
まだ一度も雪を見ていません。
相変わらず天気のすぐれない日は多いですが、すごく短い時間ですが時々青空が顔を出してくれます。
先週の一週間は研修を行いました。
お世話になたドメーヌは前回に引き続き Domaine Louis CHENUです。
今回は一週間(正確にいうと5日間)しかない研修で、
月曜日、曇り→選定
火曜日、曇り→選定
水曜日、雨→エチケット張り
木曜日、雨のち晴れ→掃除&エチケット張り
金曜日、曇り→枝の処理
選定に関しては学校で教わったことはしっかり覚えたつもりだったのですが、
ドメーヌにより、選定に対する考え方が違うと学校で習った事を活用する機会が限られました。
こちらのドメーヌでの選定方法を教えてもらい行っていきます。
今回選定させてもらった畑はSavigny les Beaune にある Aux Clousという畑で、
樹齢が80歳エリアと25歳エリアに分かれています。
こちらの畑は若い樹も、爺ちゃん樹も、かなり樹勢が弱って細い枝ばかりでした。
列の最初と最後はコブレ方式↑ ほとんどの木がギュイヨ・サンプル↑
細い枝ばかりだと選定をする時、来年の事と樹の力を考え、多くの芽(枝の長さ)は残せません。
が、多くの芽を残せないと収量が減ってしまうので少しでも強い樹が居たら頑張ってもらおうと願います。
どうにか樹に元気を取り戻してほしいですが、いろいろと難しい事がたくさんです。。。
今後の改善が必要になってきます。
エチケット張りは海輸出用と国内消費用とに分け、カーブの整理や掃除も兼ねて行いました。
地下カーブには得体の知れない物を発見し、従業員とキャッキャしながら進めました。
金曜日は曇りだったので選定が終わった畑の枝を外し、
ドラム缶を改良して造った物の中に入れて燃やしていきます。
風向きによっては煙と灰にまみれ、涙目になりなから作業をします。
燻製されてる気分です。
仕事が終わった後も煙臭く、お風呂に入ってようやくすっきりとしました。
5日間はたいへん短く天候にもあまり恵まれなかったので物足りなく感じましたが、
研修が終わりバカンスです。
バカンスの間は大好きなクリスマスもあるので羽目を外し過ぎない程度に楽しもうと思います。
皆さん良いクリスマスを‼‼‼