毎朝毎夕、かなり冷え込みます。朝の外気温は5度くらいでしょうか?
日中でも大体10度あるかないかです。
毎日霧に覆われているので、青い空を見るとテンションが上がります。
相変わらず学校に行って授業を受けますが、
最近は野外での実践が多いので足はキンキンに冷え感覚がほとんど無くなります。
只今の実践授業は冬の選定(La Taille)です。
葉が落ち、冬の間は葡萄君たちは来年に向けて土の中で力を蓄えます。
眠っている間に来年の為に選定だったり、寒さに木が負けないように根元に土を被せてあげたりします。
冬の選定に関しては先生同士でも物議を醸すほど難しく、重要な作業です。
冬に行われる選定は、来年だけでなく再来年まで見据えなければなりません。
しかも病気になっている樹が多く、見ていて可哀想です。
12月もドメーヌで研修があり、それは恐らく選定になると思います。
研修が始まる前に選定の基本やコツをしっかり頭に叩きこまなければなりません。
あとはトラクターを運転する練習だったり地質を見に違う村(Maranges)に行ったりと、
座学だけではないので楽しんでます。
←Maranges村
積まれた石壁には貝がたくさん。
大昔は海でした。貝塚じゃないよ。
普通に考えても、ブルゴーニュは海からとても離れているのに
大昔は海で、地殻変動により、当時の地層が表面に現れるってすごい事ですよね。
最近のトラクターはオートマチックで、しかも‼‼
ガンダムのコックピットみたいになってる物もある事に驚きを隠せません。