先日の日曜日にヨーロッパは夏時間から冬時間に変わりました。
もう冬時間になるなんて、早いものですね。
1時間戻るので、得をするはずなのですが、いつもと何も変わらない日常となりました。
朝明るくなるのは遅く、日が落ちるのは早くなるので、明るい時間帯が短くなります。
更にこの時期は曇りの日が多いので、太陽が大好きな私にとっては寂しく感じます。
今年は学校に日本人がとても多く、私の選んだ醸造コースには日本人が5人もいます。
醸造責任者のコースにも2人いて、ワイン製造のコースだけでトータル7人です。
私の居るクラスは皆、仲が良く、毎日笑顔の絶えない授業となります。
日本人の生徒は片手に辞書を用意し授業を受けます。
先生からの説明を受け、我々日本人に理解できたか優しく聞いてくれます。
もし理解していない場合はクラスメイトも先生も、ゆっくり分かりやすく説明してくれます。
授業内容は、すでに研修で行った事だと理解しやすいのですが、
地質学や、病気や害虫に関してはとても難しく感じます。
地質学だと全くもってサッパリな単語ばかり出てきます。
ですが、何千年も前の話をしながら、今の大陸や地質が出来上がったという話は興味深いです。
Saint-Romainで働いていた時に、畑には貝殻の化石があちこちに転がっていたので
大昔は海だったことが分かりますし、その頃の土が現在の地表にまで現われる状態、
大陸の成り立ちを聞いてると面白いです。
病気に関しては数多く存在しますし、発祥の特徴が似ているので、見分けるのが難しいです。
葡萄の木を死なせてしまう病気も多くあり、野外授業で畑に行く際、
木を引き抜く作業もよく目にします。
↑ユーティピオーズ ↑エスカ
↑ フィロキセラ ↑ 野外授業
↑エスカ(黒ブドウ樹) ↑エスカ(白ブドウ樹)
そんなこんなの楽しい学校生活を送っています。
ただただ、学校から帰って復習の山で時間が足りてないのが悲しいです(笑)